中央葡萄酒セミナー 「グレイス塾」 <後半>

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2012年10月18日

10月10日。
山梨県の中央葡萄酒 グレイス塾に参加してきました。

さあ、今回は先日アップした前半に引き続き後半の醸造体験&テイスティングです。

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まずは消毒された長靴に履き替えて醸造所の中へ。

お忙しい中、みなさんご存知のワインメーカー 三澤彩奈さんにご案内いただきました。
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まずは選果から。
カベルネフランです↓
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除梗したときに取り除けなかった部分をここできれいにとっていきます。
梗はもちろんのこと、ブドウにプチっとついている緑色の小さな粒も見逃せません。
これが残ることでワインができたときに緑っぽい香りや味わいが出てしまうとのこと。
台自体がブルブルと振動しているので、
ブドウはくるくる回りながら進んでいきます。


さて次はピジャーシュです。
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ステンレスタンクで醗酵している間は、
タンク内で二酸化炭素が発生しブドウの皮がタンクの上部を覆ってしまいます。
赤ワインの色はその皮から抽出されるので色が満遍なくつくように、
また酸素と混ざり合うことで酵母の働きを活発にさせるなどのために、
長い棒を使ってタンク内をかき混ぜます。これを朝、昼、晩、夜中の4回やるそうです。

夜中は約15分間のピジャーシュのために2時ごろ起きて作業をするのだとか。
本当にご苦労様です・・。


ピジャーシュの次は、ルモンタージュ。
醗酵タンクの下から醗酵中の果汁を抜いて、
それをまたタンク上部の皮の上からふりかける作業。
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ホースから出てくる果汁は、紫というより黒に近い色合い。
タンクの外に振り掛けないように細心の注意を払いながらやらせていただきました。


さあ次は樽醗酵中の2012年シャルドネのテイスティングです!
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樽の底には澱がたまっているので、この棒でよくかき混ぜます。
「え?石でも入っているの?」と思ってしまうほど底には澱が固まっていました。


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ほっくりとした香りの中にフレッシュなレモンやリンゴなどの果実味ときゅっとした酸が感じられました。
ピッチピチです。


さて、今回の「グレイス塾」の締めはテイスティングです。
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敷地内のレストランに移動します。


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9種類のテイスティングです。
・グレイス トラディショナル メソッド 2009
・グレイス 甲州 2011 (←この年からスクリューキャップになりました。)
・キュヴェ 三澤 甲州垣根仕立 2011
・グレイス メルロ 2008
・グレイス カベルネソーヴィニヨン 2010
・キュヴェ 三澤 白 2010
・キュヴェ 三澤 赤 2010
・キュヴェ 三澤 赤 リッジシステム 2009
・甲州 1957 (←ブラインドテイスティングでした。ビックリ!!)
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貴重なお話や収穫・醸造体験、とても勉強になりました。
また三澤社長を始め彩奈さん、金子さん、伊東さん、スタッフの皆様、
お忙しいところこのような機会をいただき、本当にありがとうございました。



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